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対馬丸慰霊碑

8月22日は、対馬丸受難日です。

60年前、悪石島近海で沖縄から疎開してきた学童たちを乗せた対馬丸が、アメリカ海軍の魚雷攻撃で沈没し、多くの犠牲者を出しました。船には1788名が乗っていたとされています。

沖縄の小桜の塔が1959年に建てられた際、塔の周囲に霊石として悪石島の小石を敷き詰めたところ、コンクリート枠の内部に1個の過不足もなく収まったという話があります。

1962年、沈没の海を臨む悪石島西海岸に対馬丸慰霊碑が、当時の悪石島小学校の校長先生たちの手によって建てられました。

悪石島では今でもボランティア活動の一環として毎月の「対馬丸慰霊碑」周辺の清掃活動や毎年の慰霊祭を欠かさず、子どもたちは対馬丸を通して平和の大切さを学んでいます。

対馬丸慰霊碑は、毎月第三土曜日の朝8時25分から、悪石島小中学校の子供達や教師や島民達が清掃し大切に守られています。

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